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ライム的雑感
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真空行動 
 2007/10/13 Sat 00:00:00  Edit


飼い猫は、突然興奮したように暴れ出すことがある。これは一種の空騒ぎのようなものらしい。うちの猫の場合、それを始めるときは、まず爪を研ぐ。「さぁ?、いっちょやるかあ!」という意思表示のつもりだろうと思う。
猫が爪を研ぐのは、爪の手入れの為だけではなくさまざまな意味がある。これはやる気満々の証であり、元気な証拠でもある。ここは自分の縄張りだという主張でもあり、自分の匂い付けをするという意味もある。そして嬉しいときも彼らは爪を研ぐものだ。
私が外から帰宅すると、リブは玄関に迎えにきてくれるが、その後必ず爪研ぎのところにとんで行って、嬉しそうに爪を研ぐ。これは、喜びの表現だと思っている。それを見ると、こちらも嬉しい。病気のときや沈んでいるとき、体力がない老猫などは、まず爪研ぎはしないものだ。
そして、若くて元気な猫たちは、これから暴れるぞ?、なんていうときも、爪研ぎから始めるものである。猫たちのこの行動は、“真空行動”と呼ばれるものである。

za_sinku2.gif

こんなことをするのは飼い猫に限られるかもしれない。これはつまり、時間的・環境的、また心理的に余裕のある飼い猫だけの遊びなのである。
人間に頼らずに生きている野良や野生の猫は、自分で獲物を仕留め、自分で敵から身を守り、自分の縄張りを守らなければならず、始終緊張を強いられている。野良や野生の猫たちは、生きているその一瞬一瞬がサバイバルなのである。
人間に守られている猫は、安心で安全な環境の中にいて、「食う・寝る・遊ぶ」以外にすることがない。獲物を獲る必要もなく、いつ敵に襲われるかとビクビクすることもなく、ただゴロゴロしていればいい。
本来、猫は狩りをする動物である。昔なら、飼い猫でもネズミを獲るという仕事が与えられていることが多かったし、室内飼いなどされている猫はいなかった。外へ出れば刺激があるし、彼らの本能は適度に満たされていた。
それに比べて、室内飼いの現代の猫たちは、何もすることがなく、若い猫ほどエネルギーを持て余す。つまり、特にすることもなくエネルギーが溜まってきて飽和状態になると、突如としてそれが爆発するようである。
だから、完全室内飼いの猫ほどこの回数は増え、ある程度外に出ている猫は少ない。外出自由にさせていれば、外の状況を知ることで得られるスリルがあり緊張感もある。外に出ることによってある程度エネルギーを消耗するのだろう。

za_sinku3.gif


猫には散歩の必要はないけれど、室内飼いしているのなら、少なくとも1日に1回、たっぷり時間をとって充分に遊ばせてやることが必要だと思う。何も刺激がない狭い家の中だけでは、猫だって退屈する。複数飼いなら、猫どうしで遊ぶのだろうが、1匹の場合、人間が相手してやるしかない。室内猫は1日じゅうヒマで、時間があり余っているのである。
でも、猫が遊んでほしそうなとき、いつも相手してやれるとは限らない。こちらがその気になって遊ぼうと誘うと、「今、忙しい」みたいな顔をして知らん振りしてくれるし…。そのくせ、何がきっかけになるのかわからないが、自分がその気になると暴れ始める。暴れると言ってもドタドタ走り回るだけで、可愛いものだが…。
「さぁ、いっちょやるかあぁ?!」てな感じで、バリバリと頼もしい音をさせて爪研ぎすると、目をらんらんと輝かせて楽しそうに走り回る。たいていは、夜中近くの時間帯が一番多いと思う。複数飼っているお宅などは、猫の大運動会に悩まされたりするかもしれない。

■アイコン: ねこのおしごと


(neko zatugaku7--yumeneko note)
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